コアコンディショニング シンポジウム 2006 基調講演・事例報告

最終更新日: 2006年10月05日 (木)

事例映像発表 日暮清副会長(横浜Fマリノス ヘッドトレーナー)

日暮副会長の事例発表は、チーム事情により映像での登場。

日暮副会長の大写しの映像に、会場が少し和んだ雰囲気です。
日暮副会長は、製造メーカーのLPN社のホームページに掲載されている「お客様の声」ページで
『10年来の肩コリがストレッチポールで解消した方や多くの一般の方々の声』を見て、感銘を受けたそうです。6年前に発表したこの情報が、多くの方の役に立っていることに我々も襟元を正す気持ちで聞き入りました。

さぁ、事例の報告映像の始まりです。
今回、研究のために横浜Fマリノスの2選手が、プロとして公表したくないだろう、リハビリトレーニングの風景を放映の許可をくれたそうです。
私たちもこの映像の取り扱いには、充分気をつけました。また、会場の参加者の皆さんもトレーナーとしての仕事柄、その映像の稀有で貴重である事実を理解していました。

いきなり画面を埋め尽くすのは、安 貞桓(Ahn Jung Hwan)選手の満面の笑顔で行うハーフカットのリハビリトレーニングです。
ワールドカップ前の足首の手術後のリハビリの風景です。
この後、回復した彼の活躍は言うまでもありません。韓国代表として得点もしています。

ゲームでの華やかな裏では、地道に足首の可動域を出すためのメニュー(ハーフカットでの足首、骨盤周り、足下とお尻下のコンビネーション等)をこなしています。

また、二人目は椎間板ヘルニア手術後の競技復帰を果たした稀有なケース。
復帰後、手術前よりも大活躍する山瀬幸宏選手。オシムジャパンの代表入りも復帰後のことでした。
山瀬選手のケースでは、ヘルニア手術後の早い段階からリハビリトレーニングを始めたそうです。
映像では、3ヵ月後の復帰間際の様子でしたが可動域を出すモビリティなトレーニングと体幹を活性させるスタビリティなトレーニングを組み合わせていました。もちろんストレッチポール各種とエクササイズボールを人の成長過程に合わせた体位別にトレーニングを行っています。

ストレッチポール上でのストレングストレーニング。
ボール上での四つ這い位、高這い位、ヒザ立ち位、片ヒザ立ち位、立位というドリルです。

エクササイズ上での立位は、大変難易度の高い種目ではありますが山瀬選手も最初はヒザ立ち位もできなかったそうです。立位ができるくらいスタビリティを活性させた成果が、復帰後の大活躍につながっているのでしょうか?